「マイル」って、調べてみても複雑で面倒くさそうな印象ですよね。
実際にマイルを貯め始めると、徐々にその仕組みが分かるようになるのですが
・・・やっぱり複雑で面倒くさいです(笑)
特にマイルの貯め方については初心者には情報が多すぎて理解に苦しむと思います。
僕もよく知人や友人から「どうやってマイル貯めてるの?」と聞かれるので、今回はちょっとそのことについてまとめてみようと思います。
マイルにはANAとJALの2つの種類がありますが、今回はANAマイルのため方について解説します。
目次
ANA貯める方法は大きく分けて4つ
4つのマイルの貯め方
- 飛行機に乗って
- クレジットカードで
- ポイントサイトで
- 直接買って
1.飛行機に乗ってマイルを貯める
「マイルを貯める」と聞いて、一番最初に浮かんでくる手段だと思います。
飛行機に乗った距離と利用したクラス等に応じてマイルが付与されます。
獲得マイル数=渡航距離(単位:マイル)× 運賃種別ごとの積算率
「ふーん、それで飛行機に乗ればどれくらいもらえるの?」って思いますよね。
例えば、ANAで東京⇄福岡の往復のチケットを購入した時に獲得できるマイルは約1,000マイルです。
ANAマイルをチケットと交換するためには、最低でも4,000マイルは必要なので(それでも片道チケット)、あまり効率のいい貯め方とは言えません。
乗れば乗るほどマイルを貯めることができる手段ですが、旅行の時くらいしか飛行機に乗らない人からすればこの手段はナシですね。
逆に出張で日本全国飛び回っている人は、マイルがじゃんじゃん溜まっていきます。
2.クレジットカードでマイル貯める
「クレジットカードでマイルを貯める方法」と言っても、厳密にはさらに2つの手段に分けることできます。
- 新規発行キャンペーンを活用して
- クレジットカードを利用して
新規発行キャンペーンを活用して
クレジットカードを作る時にある新規入会キャンペーンを活用することで、大量のマイルを貯めることができます。
カードのキャンペーンによっては、いきなり海外へのチケットと交換できるくらいのマイルを貰えることも多くあります。
1度きりしかできないマイルの貯め方ですが、初心者がスタートダッシュを決めるにはハズせないマイルの貯め方です。
ちなみに、マイルを貯めたいのに「クレジットカードを作るのがイヤ」と言う人は、マイルを貯めるのはちょっと大変かもしれません。
クレジットカードは現金よりもセキュリティが高く、家計簿アプリなどで簡単に管理できるので、マイルを貯めるなら変なこだわりは捨ててしまいましょう
クレジットカードを利用して
日常の支払いをマイルの貯まるクレジットカードに集中してマイルを貯めます。
ただし、クレジットカードの中には全然マイルの貯まらないカードが多いです。
例えば、8秒に1人申し込みがあると言う楽天カードは還元率1%ですが、その楽天ポイントはマイルに交換すると還元率は0.5%になります。
クレジットカードを使ってマイルが1%以上貯まるカードは数が少ないので、初心者がカードを選ぶ時は慎重にいきましょう。
3.ポイントサイトを利用して貯める
飛行機に乗らずにとにかく短期間でマイルを貯める手段が、ポイントサイトを活用して貯める方法です。
ポイントサイトとは、お小遣いサイトや換金サイトとも言われています。
サイト内で紹介する、ショッピング、クレジットカードの発行、銀行口座の開設などを行うことで、サイト内で独自のポイントを獲得することができ、獲得したポイントを現金や各種ポイントに換金・交換できるサイトです。
最初は少し抵抗があるやり方ですがクレジットカードの新規発行キャンペーン以上にハズせないマイルのため方です。
「危険じゃないの?」「詐欺じゃないの?」ってよく聞かれるのですが、
ポイントサイトはイメージが悪いだけで、実は大手企業が運営している普通のサイトです。
ポイントサイトに登録して、何か被害にあったと言う人に僕はこれまで出会ったことがないので安心してください。
ポイントサイトで紹介されている中でも簡単にマイルを貯めれる3つのカテゴリー
- クレジットカード新規発行
- ネット銀行・FX口座開設
- モニター(覆面調査・商品調査)
クレジットカード新規発行
ポイントサイトを経由してクレジットカードを申し込みするとマイルに交換できるポイントがもらえます。
ポイントサイトを経由しても、クレジットカード会社側の入会キャンペーンのポイントも貰えるので、うまく活用することで入会キャンペーンの2重取りができます。
ネット銀行・FX口座開設
楽天銀行や住信SBIネット銀行などの銀行口座開設をポイントサイトを経由して行うことでポイントがもらえます。
特に、FX口座の開設案件は1件で数千マイルから1万マイル以上は獲得できるので短期間でマイルを貯めたい人にはおすすめですね。
モニター(覆面調査・商品調査)
飲食店の覆面調査や新商品を購入することでマイルに交換できるポイントがもらえます。
覆面調査と言っても実際には簡単なアンケートに答えるだけの簡単なものなので普段から外食が多い人にはとてもおすすめです。
飲食代の30%〜100%くらいまでポイント還元してくれるので、これだけで毎月1万マイル以上貯めることも可能です。
4.直接買ってマイルを貯める
(引用:https://buyairlinemiles.com/)
マイルをお金で買って貯める方法があります。通称:buy-mile(バイマイル)と呼ばれる方法です。
あ、違法じゃないですよ!
ちゃんとANAマイルの規約とかにも禁止と書かれてませんし、むしろ海外ではマイルを買うってことは別に普通のことらしいです。
値段は1マイル=2円くらいで購入することができます。
初心者はまずはマイルの貯まるカードを作ること!
マイルの貯まるカードを作らないと始まらないですね!
初心者の方は、まずはマイルのたまるクレジットカードを作ることから始めましょう。
マイルの貯まるカードを作れば、自動的にマイレージ会員にもなれるので一石二鳥です。
ANAマイルの貯まるカードは色々ありますが、カードによって貯まりやすさ、使い易さが全然違います。
マイルを貯める目的は人それぞれだと思うので今回は、
- 国内旅行が目的の人
- 海外旅行が目的の人(できたらビジネス・ファーストクラスにも乗りたい)
- 学生の人
の3パターンに分けて、おすすめカードを紹介します。
国内旅行が目的→MileagePlusセゾンカード
名称 | MileagePlusセゾンカード |
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国際ブランド | VISA・MasterCard・AmericanExpress |
年会費等 | 7,020円(税込)[⇒年会費:1,620円+オプション:5,400円] |
マイル還元率 | 1.5%(1,000円につき15マイル獲得) |
マイル名 | MileagePlus(スターアライアンス:ANAと同じ) |
ボーナス | ・入会ボーナス 2,000マイル(VISAのみ) ・毎年継続ボーナス 500マイル(アメックスのみ) |
保険 | 海外旅行傷害保険は自動付帯で最高3,000万円、障害・疾病治療は300万円、賠償責任(自己負担1,000円)は2000万円、携行損害は30万円、救援者費用は300万円。 |
ユナイテッド航空のマイル『MileagePlus』と言うマイルが、なんと1.5%の還元率で貯まるカードです。
「おい、ANAマイルじゃないじゃないか!」って思いますよね?
でも、ユナイテッド航空はANAと同じスターアライアンスというグループに所属しているのでユナイテッド航空のマイルでもANAのチケットと交換できます。
そして、なぜ国内旅行が目的の人にこのカードがオススメなのかというと・・・
なんとユナイテッド航空のマイルを使った方が、ANAマイルを使った時に比べて少ないマイル数で国内線のチケットと交換することができるからです。
時期にもよりますが、だいたい1,000〜8,000マイルくらいはANAマイルより少ないマイルで交換できます。
気になる方はこちらをご覧ください
海外旅行が目的→ANAアメックス
名称 | ANAアメリカン ・エキスプレス ®・カード |
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年会費 | 7,560円(税込) |
マイル移行手数料(毎年) | 6,480円(税込) |
ポイントプログラム | メンバーシップ・リワード® |
ポイント還元率 | 1%(100円=1ポイント) |
ポイント有効期限 | 通常3年{『ポイント移行コース』加入で無期限} |
入会ボーナスマイル | 1,000マイル |
カード継続ボーナスマイル | 1,000マイル |
国内旅行傷害保険 | 【利用付帯】傷害死亡・後遺障害:2,000万円 |
海外旅行傷害保険 | 【利用付帯】傷害死亡・後遺障害:3,000万円 |
ショッピング保険 | 200万円 |
海外旅行が目的の人、ビジネスクラス・ファーストクラスなどの普段乗れないクラスに乗ってみたい人にはANAアメックスがオススメです。
こちらも年会費のかかるクレジットカードですが、そもそもマイルの貯めれるカードで年会費のかからないカードというのはほぼありません。
その中で、年会費とスペックを考えた時に一番オススメできるのがこのカードです!
マイル還元率1%、マイルの有効期限が無期限なので、マイルの使い時が来なくても永遠に貯め続けることができます。
マイルを貯める上で一番の敵が有効期限切れです。
マイルの有効期限が無期限になるカードは非常に少なく、新規入会キャンペーンも猛烈なのでマイルを貯めるカード1枚目にオススメです。
学生でマイルを貯めたい→ANA学生カード
名称 | ANAカード<学生用> |
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国際ブランド | VISA・MasterCard・JCB |
年会費等 | 在学期間無料 *VISA・MasterCardはマイル交換手数料:6,480円/年必要 |
マイル還元率 | 1.0%(100円につき1マイル獲得) |
マイル有効期限 | 最大5年(獲得ポイントは2年間+マイルに交換後3年間) |
ボーナス | 入会継続ボーナス:1,000マイル 卒業後、ANAカード(一般)への自動切替:2,000マイル |
保険 | 海外旅行保険:最高1,000万円 国内:なし |
ANAカードで唯一、年会費無料でANAマイルが1%貯まるクレジットカードです!
入会ボーナスポイントや卒業後のボーナスポイントが魅力的で、持っているだけもマイルが貯まります。
学生うちは年会費はかからないので、ぜひオススメです。
国際ブランドはJCB以外は、クレジットカードでたまるポイントをマイルに交換する際に手数料が必要になるので、JCBブランドで作ることを推奨します。
まとめ:マイルって複雑だけどお得だよ
4つのマイルの貯め方
- 飛行機に乗って
- クレジットカードで
- ポイントサイトで
- 直接買って
以上がマイルの主な貯め方でした。
最初はとにかく、マイルの貯まるクレジットカードを作ってコツコツ貯めていくのがオススメです。
クレジットカードの入会キャンペーンと普段の支払いだけでも、1年くらいで国内旅行程度ならタダで行けるくらいのマイルは普通に貯まりますよ!
現に僕は、1年くらいでマイルを貯めて大学生のうちにANAファーストクラスにのって旅行にいけたので、とりあえずマイル貯め始めるのをオススメします