ANAマイルを貯める者として最も危惧すべきことは「有効期限」です。
「いつか旅行に行こうと思ってコツコツとマイルを貯めてきたけど、来月でマイルの有効期限が切れてしまう…」
すごい勿体無いですよね。。
そんなピンチの時にできることを、この記事でまとめました。
1マイルも無駄にせず使う方法、マイルの有効期限を延長する方法、等々まとめていますのでぜひ参考にしていってくだい。
目次
ANAマイルの有効期限は3年
(引用:https://www.ana.co.jp/ja/jp/amc/reference/tameru/valid.html)
ANAマイルの有効期限はマイル獲得から3年間です。
厳密に言うと「マイルを獲得した月から数えて36ヶ月後の月末まで」です。
楽天ポイントやTポイントのように、新しくポイントの獲得・使用によって有効期限が伸びないタイプです。
ANAの最上級会員「ダイヤモンド会員」と、ライフタイムマイルが100万マイルを越した「ミリオンマイラー」には、マイルの有効期限が存在しません。
とはいえ、毎年飛行機に数百万円とお金を使うような人以外には、これらは無縁の世界です。
ANAマイル 5つの対処法
では早速、マイルの有効期限が近くなってきた時に取る対処方法について解説していきます。
5つの対処方法にいて紹介しますが、最初の2つはマイルの有効期限を伸ばす方法。
後の3つは、今あるマイルを有効活用する方法です。
1.「skyコイン」に交換して1年延長する
1つ目の方法は、ANAマイルを航空券やツアー代金に使える「SKYコイン」に交換することで実質1年間有効期限を伸ばす方法です。
SKYコインはマイルのように特典航空券には交換することはできませんが、ANAの国内線航空券・国際線航空券・国内ツアー・国際ツアーに現金と同じ扱いで利用することができます。
さらに、それら航空券の支払いに使うとマイルを獲得することもできるというメリットもあります。
交換マイル数によってレートが異なるのでそこは注意してくださいね。
SKYコインについてはこちらで詳しく解説しています
2.メトロポイントに再交換して3年延長する
2つ目の方法は、「ソラチカカード」のポイントであるメトロポイントに等倍で交換し、再度ANAマイルに0.9倍で交換することでマイルの有効期限をさらに3年延長する方法です。
このやり方には、メトロポイントに交換するためにソラチカカードを持っている必要があります。
また、ANAマイル→メトロポイントは等倍で交換できますが、メトロポイント→ANAマイルは90%の交換率で少し目減りします。
例えば、1万マイルをこの方法で延長した場合、3年の延長はできますが手元には9,000マイルが残ることになるということです。
マイル数が10%減ってしまうことと交換の手間がかかること、そしてソラチカカードを持っていない人は新しく作らないといけないというデメリットはありますが、有効期限がさらに3年伸びるのを考えれば安いコストではあります。
3.電子マネーに交換する
3つめの方法は、マイルをTポイントや楽天ポイントといった他社の電子マネーに交換してマイルを有効活用する方法です。
【主な交換先ポイント一覧】
スターバックスカード | iTunesギフトコード | 電子マネー「楽天Edy」 |
「iD バリュー」 | Tポイント | 楽天スーパーポイント |
nanacoポイント | ヤマダポイント | メトロポイント |
基本的には1マイル=1円の交換レートで交換できます。
しかし、交換には最低でも10,000マイル〜と、交換のハードルが高めなのがデメリットです。
当分旅行する気もないし面倒臭いのは嫌、という人にはおすすめのマイルの有効活用方法です。
4.ANA A-styleのショッピング使う
4目の方法は、「ANA A-Style」というANAのショッピングサイトでマイルを使ってお買い物をする方法です。
1マイル=1円でショッピングの支払いに当てることができ、マイルで直接買い物ができるので手間がかからないので便利です。
ただ、Amazonや楽天に比べると商品の価格は高めなので、あくまでも有効期限の近いANAマイルの使い道として利用するのがおすすめです。
ANAオリジナル商品も売っています→「ANA A-Style」公式ページ
5.”マイルを買って”必要マイル数を集めて使う
5つ目の方法は、「マイルが足りなくて飛行機のチケットに交換できないなら、足りない分を買ってしまおう!」という方法です。
あまり一般層の人には知られていませんが、マイルは1マイル=2〜3円程度で直接買うことができます。
大型連休や祝日の時以外なら、購入から1週間以内には自分のアカウントで購入したマイルを確認することができますので、1ヶ月くらいの余裕があれば不足分のマイルを集めることは可能でしょう。
上記の3つは海外サイトですが、もちろん違法な手段ではなく、実際に僕もマイルを買ったことがあるので安全性は確認できています。
ちょっと海外サイトは怖いという人はヤフオクでもマイルを買うことができるので、ヤフオクで「ANAマイル」と検索してみるといいでしょう。
マイルの有効期限を気にせず貯めたいなら
そもそも、マイルを貯めるなら有効期限なんて気にせず貯めたいですよね。
正規の手段でマイルの有効期限をなくすなら、飛行機に乗りまくってANAの上級会員「ダイヤモンド会員」や「ミリオンマイラー」を目指すしかありませんが、
そこまで飛行機に乗るならそもそもマイルの有効期限に悩むことなんてありません。
とはいえ、マイルの有効期限を3年以上にする方法、実質的に無期限にする方法は色々あります。
クレジットカードのポイントを活用する
ANAマイルの貯まるカードといっても、実際にはANAマイルが直接貯まるカードというのはほとんどなく、基本的には「マイルに交換できるポイント」の貯まるカードであることがほとんどです。
そのため、ポイントを獲得してもマイレージに移行せずにポイントのまま保持し、必要になった時にマイルに交換すれば有効期限は実質的に延ばすことができます。
例えば、ANA VISAカードの利用で獲得できるポイントは三井住友の「ワールドプレゼント」という名前のポイントで有効期限は3年です。
そこで、「ワールドプレゼント」の状態で保持し、ポイントの失効する前にマイルに交換すればANAマイルの有効期限3年と組み合わさり、最長で6年の有効期限ということになります。
ポイントに有効期限のないクレジットカードがベスト
クレジットカードによっては貯まるポイントに有効期限のないもがあります。
そして、そいういったカードとマイルを組み合わせることで実質的にマイルの有効期限を無期限にすることができます。
マイルに交換できてポイントに有効期限のないカード
- ANAアメリカン・エキスプレスカード
- ANAアメリカン・エキスプレスゴールドカード
- ANAダイナースカード
- スターウッド・プリファードゲスト・アメリカン・エキスプレスカード(通称:SPGアメックス)
どれも年会費が1万円以上かかるカードで少し持つには抵抗のあるカードかもしれませんがその分特典・サービスは物凄いので損することはないと断言します。
ちなみに、この中でANAダイナーズカードは年間の交換マイル数が40,000マイルまでと少ないです。
対して、ANAアメックスとSPGアメックスには年間上限がなくマイルの有効期限を無期限にするカードとしておすすめです。
まとめ
以上、ANAマイルの有効期限が近い時の対処法でした。
有効期限間近なANAマイルの対処法5選
- 「skyコイン」に交換して1年延長する
- <メトロポイントに再交換して3年延長する
- 電子マネーに交換する
- ANA A-styleのショッピング使う
- ”マイルを買って”必要マイル数を集めて使う
貯めたマイルが1,000マイルくらいで少ないなら、おすすめは「ANA A-styleでショッピング使う」がおすすめですよ。
これからもコツコツマイルを貯めたい人は「メトロポイントに再交換して3年延長する」がおすすめです。
ぜひ貯めたマイルは1マイルも無駄にせず使いましょう!
ちなみに、ANA公式サイトに行けばもっとマニアックなANAマイルの使い道もある…かも?
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