ANAマイル貯めてますか?
ANAマイルのお得な使い方って気になりますよね。
どうせ貯めるのなら、できるだけ得するような方法でマイルを使いたいのは誰しも考えることです。
そこで、陸マイラー歴3年で学生時代にファーストクラスに搭乗経験のある僕が
その疑問に答えてたいと思います!
目次
ANAマイルのお得な使い方は世界一周特典航空券!
いきなり言います!
ANAマイルのお得な使い方とは「世界一周特典航空券」です!
出展:ANA公式ページ
世界一周なんて興味がないという人も、世界一周特典航空券はANAマイルの交換先の中でも最も魅力的な交換先です。
では世界一周特典航空券は、普通の特典航空券と何が違ってお得なのか見ていきます。
世界一周特典航空券は1マイル当たりの価値が高い使い方!
結局、マイルの最もお得な使い方の定義って
どれだけ少ないマイル数で、いいクラスで多くの国へ旅行できるか
ではないでしょうか。
もちろん、急な用事にマイルを使うことで出費を減らすことが最もお得な使い方と考える人もいるかと思います。
しかし、ほとんどの人にとってマイルを貯める目標は、
いい飛行機のチケットを取ること思います。
つまり、「どれだけ少ないマイル数でいい座席クラスで多くの国へ旅行できるか?」がマイルを使う際に検討する基準になるでしょう。
そこで最もお得な使い方が出来るのが「世界一周特典航空券」なのです。
世界一周特典航空券は少ないマイル数で何カ国も旅行できる!
「ANA世界一周特典航空券」は、普通の航空券の往復に必要なマイル数で倍以上の国へ旅することが出来ます。
例えば、ANAの公式ブログで紹介されていたこのルートは12カ国を回っていますが、
エコノミーで手配すると12万マイルが必要です。
<12カ国を回る航空券 12万マイル必要>出展:ANA公式ページ
次に、12万マイルで普通の特典航空券だったらどこまで行けるかを確認してみます。
<12万マイルで普通の特典航空券と交換したら>
出展:ANA公式ページ
- 日本ーヨーロッパをエコノミーで2回往復。
- 日本ーヨーロッパをエコノミーで1回往復。
- 日本ータイをファーストクラスで1回往復。
- 日本ーアメリカをエコノミーで2回往復。
- 日本ーアメリカをビジネスクラスで1回往復。
- ・・・・・
普通に個別に航空券と交換したら、間違いなく12カ国は回れないですよね!
ではなぜ、世界一周特典航空券は何カ国も回ることが出来るのか?
- 世界一周特典航空券:飛行距離に応じて必要マイル数が変わる。
- 普通の特典航空券:路線ごと必要マイル数が最初から決まっている。
という違いがあるからです。
その為、世界一周特典航空券の必要マイル数一覧表は、全旅程の距離(単位:マイル)と記載されています。
(出展:ANA公式ページ )
実際に発券したチケットで比較
次に、実際に私が発券した世界一周特典航空券を見てみます。
この旅程で必要マイル数が18万マイルです。
支払いしたのはサーチャージ等の75,430円のみです。
もし、18万マイルを普通の特典航空券と交換した場合、
ヨーロッパ行きのファーストクラス往復チケットを発券しただけで終了です。
どの航空券に交換するかで、「1マイルでできること」が変わってくると分かります。
人生で一度くらいファーストクラス乗りたい!
世界一周特典航空券の特徴とメリット・デメリット
世界一周特典は、一マイル当たりの価値の高い使い方です。
しかし、複数の国を渡航する航空券の為比較的ルールも多いです。
<世界一周特典航空券詳細>
- 出発した国と同じ国に戻ること。
- 太平洋、大西洋を1回ずつ飛行機を利用して横断する必要がある。
- ルートは東回り、あるいは西回りのどちらかで逆回りは不可。
- 途中降機は最大8回まで(欧州での途中降機は3回、日本国内での途中降機は4回まで。)
- 帰国は最初の国際線搭乗から10日目以降で1年以内に旅を終える必要がある。
- 旅程は最大12フライト区間に加え、最大4区間の「地上移動・同じ都市での異なる空港間移動」が可能。
- 予約は搭乗の355日前9時から可能。
- 予約はANAマイレージクラブ・サービスセンターでのみ可能
一番大事なルールとしては「世界一周特典は10日以上、1年以内に終了」という部分でしょう。
これは、ルールを活かして裏技的な手段を取ることができます。
例えば、旅行途中の国で一度旅をストップして、自己手配で日本行きの航空券を用意し一時帰国します。
そして数ヶ月後に、また自己手配の航空券で現地に戻り、旅行を再開するという手段です。
世界一周特典航空券は、電話をすれば旅行中でも航空券の変更をしてくれるので結構柔軟な対応ができるチケットです。
ちなみに、予約は電話でしか受け付けていないです。ネットからは予約できません。
世界一周特典航空券のルートはこのページで検索することが出来ます。
飛行距離も図ってくれるので、一度行きたい国を繋げてみて何マイルになるのか見て見るといいでしょう
>>スターアライアンスFLY&BOOKツール<<
主なメリットは3つ
- 少ないマイル数で航空券と交換することが出来る。
- ファーストクラス&ビジネスクラスにたくさん乗ることが出来る。
- 1年以内なら途中で旅を中断することもできる。
一番のメリットといえば、少ないマイル数でファーストクラス&ビジネスクラスに乗りまくれることでしょう。
普通の人には絶対にできない体験なので絶大なメリットだと思います!
また、途中で一時帰国して数か月後に旅を再開するという事もできるので、うまく使えば1年間で2度の長期旅行を楽しめます。
主なデメリットは4つ
- 2週間以上の旅行をしなければいけない
- 航空券は無料だが、諸税や燃料費は支払う必要がある大体5~10万円程度。
- 欧州圏内では途中降機3回までと少ない。
- 長距離の旅行になるので予約は早くしないとマイルで取れる席が埋まる。
一番のデメリットは、「世界一周特典航空券」と言う名の通り、長期旅行になってしまうことでしょう。
10日以上の日程を確保する必要があるので、勤め人の方は事前に日程の確保が必要です。
また、複数路線の航空券を予約することになるので、早めの予約が必須です。
まとめ
マイルの最もお得な使い方の定義は、「どれだけ少ないマイル数で、いいクラスで多くの国へ旅行できるか」という事です。
もちろん人によってはその時々の状況によって、何が最もお得かは異なります。
しかし、どうせマイルを使うのならいいクラスで色々な国を回りたいですよね。
マイルを貯めようと思っている・既にもう貯めているのなら、世界一周特典航空券の発行を目標にしてみてはいかかでしょうか?
ファーストクラスとビジネスクラスをたくさん乗れますよ!