ここまでで、せどりの「販売環境作り」と「仕入れ手順」について説明してきました!
次に、仕入れてきた商品をAmazonに納品しましょう。「仕入れ」が利益を生み出す場面と思われがちですが、仕入れても販売開始しなければ意味がありません。
どうやって販売開始すればいいんだ?

意外と仕入れ手順については他のサイトでも説明されていることが少なく、仕入ればかりに労力を使って納品作業については適当にしてしまう人が多いです。
というのも、僕自身も最初の頃は何度も納品ミスをしてしまった覚えがあります。
しかし、納品作業の手順は覚えてしまえば非常に簡単なので、最初の頃は少し手間取ってしまってもいいので納品ミスをしないように覚えていきましょう!
最悪の場合販売できなくなったりします

わかりやすく手順をまとめたのでぜひ参考にしてみてください!
目次
納品作業の下準備|検品(クリーニング)

納品作業の前に、仕入れてきた商品をまずは検品(クリーニング)して商品の個数・状態の再確認をしましょう。
仕入れ時に店頭で商品の状態確認はしますが、家に帰って再確認したら「新品なのに封が空いていてた」「箱の裏面に汚れがついていた」ということは往往にして起こります。
そんな商品をそのままAmazonで販売したら購入者から苦情がきてしまいます。
だからこそ納品前にはしっかりと商品を検品してから納品作業に移るようにする必要があります。
商品の検品をしっかりしてから販売すれば、顧客は説明通りの商品が手元に届いて満足しますし、あなたのお店を高評価してくれるお客さんが増えることになります。
そしていい評価が増えればストアの信頼度が上がっていくので、売上が増えていくようになるのです。
顧客満足をあげることを意識すれば結局は売上UPにも繋がるのか!
顔の見えない相手と商売するからこそ誠実に。
です!

検品時にやることとポイントは次の2つです。
- 商品の個数と状態の確認
- 値札剥がしと汚れの除去
1.商品の個数と状態の確認をしよう

店舗せどり・電脳せどりにかかわらず、まずは仕入れてきた商品の個数と状態の確認をして
- そのまま納品しても大丈夫な綺麗な商品か?
- 値札シールが付いているから剥がす必要のある商品か?
- 少し汚れが付いているから拭く必要のある商品か?
という点に注意して商品を仕分けしましょう。
Amazonで注文した商品に「ドンキホーテ」って
値札が貼られていたら普通嫌ですよね(笑)

検品時には、特にお店で貼られた値札シールは必ず剥がす必要があります。
見落としがないようにしましょう。
また、店頭では気づかなかったこともあるので、新品商品・中古商品限らず商品に異常がないかもチェックしましょう。
2.値札剥がしと汚れの除去
次に、値札剥がし・汚れの除去が必要となった商品を綺麗にしていきます。
値札剥がしは何も道具を使わずにしようとすると、商品の箱を破いてしまったりシールの粘着部分を残したままになってしまいがちなので、シール剥がし用の道具を使うのがおすすめす。
100円ショップに行けばシール剥がしスプレーは売っているので事前に準備しておくといいでしょう。
ただ、個人的にシールはがしの道具として『シール剥がしスプレー』よりも『ライターオイル』の方がコスパがよく使いやすいのでおすすめです。
少し待つだけで簡単に剥がせれます。

商品の箱に付いた汚れは、ウエットティッシュを使って拭くのが簡単に綺麗になるのでおすすめです。
もし、展示品などで内部に埃があるようなら『エアスプレー』を使って埃を飛ばして綺麗にすると簡単でいいでしょう。
新品で仕入れた商品の中でも、封が切れかけている商品や箱が開きやすいものがあります。そんな時に役立つのが丸型シールです。
セロテープよりもしっかりした見栄えで商品に封をすることができるので、新品商品を扱う人なら持っていると役立つのでおすすめです。
中古品を新品として売るのは
人として最低ですからね!

納品作業をしよう

商品の検品が済んだら早速納品作業に取り掛かっていきます。
ここでは、納品作業は5ステップに分けて解説していきます。
使用するアプリやツールによっては、ここで紹介するやり方よりも簡単に納品する方法があるかもしれませんが、一番基本的なやり方を紹介します。
まずはここで紹介する納品手順を覚えてから自分なりのやり方を見つけるといいでしょう。
納品の5ステップ
- Amazonセラーアプリで出品登録
- Amazonセラーページで商品選択
- 納品プランの作成(商品数の確認)
- ラベルシール貼り
- 箱に詰めて納品ラベルを外箱に貼って完了
1.Amazonセラーアプリで出品登録
まず、商品のバーコードをAmazonセラーアプリで読み込んで出品登録をしていきます。

●セラーアプリを開いたら「商品登録」もしくは「カメラマーク」に進みます。

●商品をスキャンしたら商品画面になるので、右下にある「出品する」に進みます。

●出品登録ページに進んだら、「コンディション」「コンディション説明」「価格」を入力して、「フルフィルメントチャネル」のAmazonに依頼する項目にチェックを入れます。
また、商品のコンディション(状態)だけは後から変更できないので間違えないようにしましょう。

●商品の情報を入力し終えたら一番下にある「次へ」に進みます。
記入しなくてもいいの?
基本的には入力しなくていいですね


●最後に確認になるので間違いがなければ「今すぐ出品」を押して出品登録は完了です。

●正常に出品が完了すると次のような画面が表示されます。
2.amazonセラーページで商品選択
っていう申請を改めてします。

●WEBページのAmazonセラーのページを開きます。
●先ほど出品登録をした商品があるのでチェクを入れて「選択中の1商品を一括変更」をクリック。
●「在庫商品を納品/補充する」をクリックして進みます。
3.納品プランの確定(商品数の確認)
●選択が完了したら次のような画面が表示されますので、
「新規の納品プランを作成」と「個別の商品」を選択して「続ける」に進みます。

●納品プランの作成が仮確定したので、次に納品する商品の数を入力して「続ける」に進みます。
4.ラベルシール貼り
●納品する商品数を確定して納品プランを作成したら、次に商品にバーコードラベルを貼ります。
管理するために必要だから忘れないように!


●「ラベルを印刷」をクリックすると印刷用の画面が出るのでバーコードを印刷後商品に貼り付けます。
隠すように貼り付けましょう!


●貼り付けた後「次へ」に進み、ここで納品プランの本確定をします。

●「納品を続ける」に進みます

5.箱に詰めて納品ラベルを外箱に貼って発送
●印刷したバーコードを商品に貼り付けて納品プランの確定をしたら商品をダンボールに詰めます。
空気を運ぶのは勿体無いです!


●「納品を続ける」に進むと最終確認の画面になるので、まずはどこの配送業者を使うのか選びます。
●配送業者を選択したら納品するダンボールの数を入力して箱のサイズを入力します。
*FBAキャリアパートナーを利用しない場合は入力の必要はありません。

●最後に、納品するダンボールに貼り付ける納品ラベルを印刷します。
このラベルを貼り付けずにAmazonに送っても、誰が送ってきたのか識別できないので貼り付けるのを忘れないようにしましょう。

●商品の詰め込みが済んだら封をしてダンボールに納品ラベルを貼り付け、webページの「クリックすると納品が完了します」をクリックして完了。

貼り付けたら完了です!

余裕ができてきたら納品作業の外注がおすすめ!

ここまで納品作業の手順について紹介してきました。
せどりに慣れてくると単純作業である納品作業を徐々に面倒と感じ始めるかもしれません。
また、せどりに慣れててある程度稼げるようになると、「納品作業に使う時間を仕入れに回した方がもっと稼げるのではないか?」と思うでしょう。
納品作業は内職みたいで面倒なんだよね…
家に帰ってきてから夜遅くまで納品…大変ですよね。

そんな時におすすめしたいのが出品代行サービスです。
依頼する1商品あたり100円程のコストはかかってきますが、納品したい商品をダンボールに詰めて代行業者に送るだけで、出品登録からAmazonへの配送まで全ての作業を代行してくれます。
僕も納品代行サービスを使っており、商品の検品(クリーニング)も的確でこれまで問題が起こった事は一度もありません。
代行サービスの中でも一番おすすめできる出品代行サービスですので気になる人は一度チェックです!

FBA倉庫へ配送する ヤマト便が最安

<安くダンボールを送る方法>
- 複数箱を同一倉庫へ送る場合→ヤマト便
- 1個、2個を送る場合→クロネコメンバーズ割
複数箱を同一倉庫へ送る→ヤマト便
160cmサイズのダンボールを3個以上同一住所に送る場合は、クロネコヤマトの「ヤマト便」のサービスを利用するのが一番安く配送する方法です。
普通の宅配便のことでしょ?

ヤマト便は、ダンボールの3辺合計が160㎝以上200㎝以下/25kg以上30kg以下に該当する商品を送ることができる配送サービスです。
配送料金を箱数ごとに計算するのではなく、送るダンボールの総容積から計算するため、1箱500円近い値段で送ることが可能になります。
<実際に送った時の伝票>
一個500円くらいで送れます。

申し込みが電話からのみ対応であることや、専用の伝票を使わなければいけない等の決まりがあるので、一度ヤマト便公式ページで確認してみてください→
ってやつの方が安くないの?
というか、ヤマト便より安く送れるサービスは
無いと思います。

1個、2個を送る→クロネコメンバーズ割

小さい荷物や少ない荷物を最安で送る方法をクロネコヤマトの「クロネコメンバーズ割」というサービスを使って送る方法です。
クロネコメンバーズ割とは、名前の通りクロネコヤマトのサービスでヤマト運輸でのみチャージ・利用できるオリジナル電子マネーを使って配送の支払いをすると最大で15%割引されるサービスです。
発送方法 | クロネコメンバー割 | クロネコメンバー割BIG |
---|---|---|
宅急便送料の割引率 | 10% | 15% |
チャージ単位 | 1,000円 | 10,000円 |
1回あたりのチャージ金額 | 5,000円~29,000円 | 50,000円~100,000円 |
チャージ金額上限 | 100,000円 | 100,000円 |
10%の割引の方でも持っておくと便利なのでおすすめです。

ヤマト便に比べて高くなってしまいますがFBAキャリアパートナーよりも安くてAmazon倉庫の受領まで一番早いのがクロネコヤマトなので
総合的にみても少数の荷物ならクロネコメンバーズ割を使った配送がおすすめです。
まとめ
以上が仕入れした商品をAmazonに納品する手順でした。
細かく解説したので少し面倒くさそうに感じたかもしれませんが、慣れれば単純作業なので納品ミスもしなくなるでしょう。
今回紹介したやり方はとても基本的なやり方なので、もっと効率よく納品できたり、使っている仕入れアプリによっては簡単に納品プランを作成することもできたりします。
手順を見つけるのがおすすめ!

また、いくら高利益が見込める商品を仕入れても納品せずに家に在庫として置いて置いたらそれは絵に描いた餅なので、仕入れたら即納品することを心がけることをおすすめします。
納品作業の量がえげつなくなります…
(経験者は語る)

もし、納品作業に使う時間をもったいないと感じているのなら、最初から納品代行サービスを使って業務の効率化を測るのも一つの手ですので自分なりのやり方を確立するといいでしょう。
