海外旅行や海外留学の持ち物の中に『変圧器』がしばしば含まれることがあります。
しかし、現在では海外で日本の家電製品を使う際には変圧器は基本的に不要です。
実際に僕はこれまでフィリピン、タイ、イギリス、アメリカ、、、と何ヶ国か渡航してきましたが、一度も変圧器を必要だと思ったことはありません。
それよりも必要だと感じたのは変換プラグや延長コードです。
この記事では、海外の電源事情とおすすめアイテムについて紹介します。
目次
最近の家電は基本的に変圧器の必要なし
日本の一般家庭で利用される電源の電圧は100V〜110Vです。
対して、日本以外の国の電源の電圧はそれ以上であることがほとんどです。
- アメリカ:120v
- イギリス:240v
- フランス:220
- オーストラリア:240v
- フィリピン:220v
- 中国:220v
少し前までの家電製品は、日本国内で使われることが前提にあったため、ほとんどの家電製品の対応電圧は100V〜110でした。
そのため、そのままの状態で日本の家電製品を海外で利用すると故障してしまうので変圧器が必須と言われていたのです。
しかし、最近の家電製品の対応電圧帯は基本的に100V〜240Vです。
つまり、最近の家電製品ならほぼ世界中のどこででも変圧器なく利用できます。
ただ、基本的には〜240Vの国が99%です。
対応電圧の確認方法
先ほども説明した通り、基本的に最近の家電製品であれば対応電圧は100V〜240Vのものがほとんどです。
とはいえ、念のために海外に持っていく予定の家電製品の確認をしましょう。
確認方法は簡単で、外部からの電源を必要とする家電製品なら本体に必ず記載されています。
例)iPhoneの充電器↓<対応電圧100V〜240V>
例)海外用変換プラグ<対応電圧100V〜240V>
ドライヤーだけは海外専用を準備しよう
実は日本で売られているドライヤーのほとんどは対応電圧は100Vです。
ドライヤーを正常に使うには、V(ボルト)の他に、W(ワット)数も重要です。
海外で日本のドライヤー使おうとして、変圧器で電圧を100Vに下げると、W(ワット)数も抑えられてしまい正常に作動しません。
そのため、海外にドライヤーを持って行きたい場合には、変圧器を買うのではなく海外専用のドライヤーを買ったほうが確実です。
変圧器より変換プラグ・延長コードが役立つ
最初にも言いましたが、基本的に最近の家電を持っているのなら海外旅行で最も役立つのは変換プラグや延長コード等のアイテムです。
なぜなら、いくらほぼ世界中の電圧に対応できても、電源に挿入できるプラグの形は各国異なるからです。
また、海外旅行ともなればスマホ、デジカメ、タブレット、ノートパソコンなど、多数の充電を必要とするガジェットを持っていく人が多いでしょう。
そうなれば、必然的に複数のガジェットをできる充電アイテムは必要になってますよね。
以下海外旅行で役立つこと間違いなしの充電グッズを紹介します。
海外マルチ変換プラグ 世界200の国と地域に対応
僕自身が実際に、イギリス、アメリカを含む計6ヶ国の旅行に持っていった変換プラグです。
4つのUSBポートと1つのtype-cポート、1つの電源タップがあるので、これひとつでスマホ、デジカメ、MacBook、までもが充電可能になります。
充電スピードもかなり早く、iPhoneの純正アダプターよりも2倍近く早く充電することができます。
また、予備のヒューズ(部品)が内部に付属しているので、もしもの時にも安心できます。
<大きさ比較>
値段も2,000円程度と非常にお得なので、ガジェットを持って海外に行く全ての旅行者にオススメしたいです。
ちなみに日本国内でも使えるので帰ってきてからも役立ちます。
延長コード式 海外マルチ変換プラグ
4つのUSBポートと4つの電源タップが利用できます。
コードの長さは1.8mなので海外旅行でも役立ちますし、海外留学に持っていって置き型として利用できます。
最初に紹介した変換プラグは少し大きいので、近くの電源口を塞ぐことがあります。
しかし、こちらの商品はコード式なので他の電源口の場所を取らずに離れた場所でも利用可能です。
雷ガード機能もついているので海外の変動しやすい電圧でも安心して家電製品を利用することができます。
もちろん日本でも利用できる商品なので、デスク周りや寝室、リビングなどの様々な場所でも利用できるので海外から帰ってきてからも役立つ商品です。
YAZAWA(ヤザワ) 海外用マルチ変換タップ HPM6AC3WH
もっとシンプルな変換プラグで十分だという人はYazawaの変換プラグがおすすめです。
3つの電源タップがついており、コードの長さは1mです。
僕が海外留学に行った時にはこの変換プラグを持って行きました。
対応電圧は110V〜240Vでということで、日本国内での利用はできないという点は注意が必要です。
まとめ:変圧器より変換プラグを持って行こう
海外に行くなら変圧器を用意していくよりも、変換プラグを一つ持っていくことをおすすめします。
とは言え、もちろん海外に行く事前に、お手持ちの家電製品の対応電圧を確認しておくことも大事です。
特にスマホやデジカメの充電アダプターは対応していないと、充電する本体の故障に繋がりますので注意してくださいね。
他にも、日本で使っている延長コードを持っていく際にも、延長コード自体の対応電圧というのもありますので確認は怠らないようにしましょう。
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