ANA To Me CARD PASMO JCB、通称『ソラチカカード』は、ANAと東京メトロが提携して発行しているクレジットカードです。
なぜソラチカカードなのか?というと
PASMO機能搭載のANAカードは、空も地下鉄もこのカード1枚で完結するという意味で「ソラ・チカ カード」といったところでしょう。
ANAマイルを貯める人にとっては、必須と言ってもいいほど重要なクレジットカードです。
この記事ではソラチカカードの特徴、メリット・デメリット、審査難易度について徹底解説します。
申し込みはこちらの記事をご覧ください↓
https://hayaya-life.com/ana-jcb-sora/
目次
ソラチカカード(ANA To Me CARD PASMO JCB)
スペック早見表
名前 | ANA To Me CARD PASMO JCB |
---|---|
国際ブランド | JCB |
年会費 | 初年度無料、2年目以降2,000円(+税) |
10マイルコース | 5,000円(+税) |
利用限度額 | 個別に設定 |
ポイント還元率 | Okidokiポイント:0.5% |
マイル還元率 | ・通常:0.5% ・10マイルコース加入:1% |
入会基準 | 18歳以上。本人または配偶者に安定継続収入のある方。 また、高校生を除く18歳以上で学生の方。 |
発行まで | 2週間程度 |
ETCカード | 年会費無料 |
家族カード | 年会費1,000円(+税) |
旅行保険 | 海外旅行損害保険(自動付帯):最高1,000万円 国内航空傷害保険(自動付帯):最高1,000万円 |
ショッピング保険 | (海外)最高100万円 |
イチオシポイント
☆様々なポイントをANAマイルに高レートで交換できる
☆東京メトロでPASMOを使えばポイントがザクザク
特徴・メリット
メリットについてまとめました!
様々なポイントをANAマイルに交換率90%で交換できる
ソラチカカードの持つポイントプログラム『メトロポイント』は、ANAマイルに[1:0.9]の交換レートでポイントを交換することができます。
そのため、メトロポイントを中継すれば本来ならANAマイルに交換できない、もしくは交換率が悪いポイントですら、[1:0.9]つまり90%のレートで交換することが可能になるのです。
もちろん他社のクレジットカードのポイントや、ポイントサイトのポイントは比較的容易にメトロポイントに交換することはできます。
つまり、このカードを持てば様々なポイントをANAマイルに効率の良いレートで交換することが可能になるのです。
詳しくはこちらの記事にて解説しています。
東京メトロでPASMOを使えばポイントが貯まる
ソラチカカードのPASMO機能を使って東京メトロに乗車するたび、メトロポイントが貯まります。
平日:5ポイント/1乗車
土休日:15ポイント/1乗車
ソラチカカードがお手元に届いたら最初に『メトロポイントPlus』の登録をWEBでする必要があります。
『メトロポイントPlus』の登録をしないと乗車ポイントが加算されません。
また、乗車以外でも東京メトロにある『メトロポイントPlus加盟店』でPASMOを使った支払いをするとメトロポイントが貯まります。
店舗*:200円につき1ポイント
自動販売機:100円につき1ポイント
*メトロポイントPlus加盟店:売店(METRO’S)、Echika、Echika fit、Metro pia、Esola等ロゴ掲出先
PASMO定期券一体型
ソラチカカードは裏面に定期券を搭載できます。
<搭載できる定期券の路線一覧>
- 東京メトロ
- 東急電鉄
- 東武鉄道
- 京急電鉄
- 相模鉄道
- 京王電鉄
渋谷ちかみちラウンジが利用できる
(引用:https://www.tokyu.co.jp/shibuyachikamichi/lounge/)
ソラチカカード保有者は、渋谷駅地下にある『渋谷ちかみちラウンジ』を利用することができます。
渋谷近道ラウンジは、渋谷ヒカリエからSHIBUYA109まで渋谷駅の地下を端から端まで結ぶ地下通路にあるラウンジです。
簡単に言えば、空港にあるラウンジのようなものです。
<渋谷ちかみちラウンジ 設備>
- ラウンジ(コンシェルジュ常駐)
- 女性パウダールーム・授乳室
- 男性ドレッシングルーム
- ベビールーム
ラウンジ自体はソラチカカードを保有していない人でも、先に総合インフォメーションにて利用希望を申し出れば利用できます。
ただし、混雑時にはカード保有者以外の入場はできません。
ソラチカカードのデメリット
しっかり検討しましょう!
還元率0.5%でANAカードとしてはいまいち
ソラチカカードはJCBブランドのカードなので、カード利用で貯まるポイントは一旦JCBの【OkiDokiポイント】で1,000円につき1ポイントが貯まります。
そしてその【OkiDokiポイント】をANAマイルに交換する際には、2つのコースが用意されています。
- 1,000円につき5マイルが貯まる5マイルコース:無料
- 1,000円につき10マイルが貯まる10マイルコース:5,000(+税)
つまり、年会費の2,000円に加えて5,000円を支払わなければ、通常ポイント還元率は0.5%と低いです。
OkiDokiポイントの有効期限は獲得日より24ヶ月なので、OkiDokiポイントの有効期限が切れる直前まで貯めてその年だけ10マイルコースに加入するという方法もあります。
とは言え、ソラチカカードはANAカードの中でもマイルの貯まりにくいカードなので無理してカード利用する必要はないです。
年会費2,000円+税かかる
ソラチカカードは初年度は年会費無料ですが、2年目以降は2,000円(+税)かかります。
ANAカードの中では年会費2,000円というのは安い部類ですが、一般的にクレジットカードに年会費を払うというのはもったいないと思う人は多いはずです。
また、ソラチカカードは2,000円の年会費を支払ってもポイント還元率は0.5%で、保険内容も年会費無料カードと同じくらいなので同じ額の年会費を支払えばもっといいカードを持てると思う人は多いでしょう。
とは言え、ソラチカカードの求められる役割というのは、カードとしての機能ではなく、ANAマイルの窓口となる『メトロポイント』の機能です。
ソラチカカードのメトロポイントは、毎月18,000マイルまでが交換の上限で、年間で見れば21,6000マイルを貯めることが可能になります。
年会費に見合うかどうかは「ANAマイルをどうやって貯めるか?」という目的次第でしょう。
旅行保険は自動付帯でも微妙な内容
海外旅行保険 | 死亡・後遺障害:最高1,000万円 |
---|---|
国内航空傷害保険 | 死亡・後遺障害:最高1,000万円 |
ソラチカカードには、自動付帯の『海外旅行保険』と『国内航空傷害保険』が付帯しています。
どちらの保険も担保項目が『死亡・後遺障害』のみで、年会費のかかるカードとしては非常に微妙と言わざるを得ません。
また、『国内航空傷害保険』というのは国内旅行中に適応する保険ではなく、あくまで飛行機の中で起きたことに対する保険です。
もっとも旅行中に利用する可能性の高い『傷害・疾病治療費用』の項目がないのが残念です。
審査基準・難易度は?
<お申し込み対象>
18歳以上。ご本人または配偶者に安定継続収入のある方。
また、高校生を除く18歳以上で学生の方。
申し込み対象となるのは上記の要件を満たす方です。
基本的に一般カードなのでそこまで審査の厳しいカードではありません。
過去に支払いトラブルを起こした方については厳しいかもしれませんが、学生・主婦・フリーター(バイトしている)方でも審査は問題ないでしょう。
参考までに、僕がソラチカカードを発行した時のスペックを載せておきます。
<申し込んだ時の僕のスペック>
- 21歳
- 大学生(3年生)
- バイトしていない
- クレジット保有枚数:8枚ほど
- 過去にカードトラブルなし
まとめ
ソラチカカードはクレジットカードとしては、非常に微妙なスペックのカードと思うかもしれません。
しかし、東京メトロを毎日利用する人やANAマイルを貯めたい人にとって、このカード以上に有用なクレジットカードはありません。
クレジットカードとして考えれば確かに年会費2,000円は高いかもしれません。
しかし、ソラチカカードがあれば他社のポイントですら90%の高レートで年間216,000マイルまで交換することができます。
僕はソラチカカードは、クレジットカードというよりも「ANAマイルを貯めるための1つのツール」だと認識しています。
もしソラチカカードを申し込もうと思ったらこちらのページにてもっともお得な申し込み方法を紹介しています。
ぜひ参考にしてみてください。
https://hayaya-life.com/ana-jcb-sora/
ソラチカカード『メトロポイント』を使ったANAマイルへの交換ルート解説↓
ソラチカカードのおかげで大学生でファーストクラス乗れた搭乗記↓